moratorium

うってつけの日々

頑是ない

世界から弾き出されたような気になっている。自らそう願ったのにもかかわらず。

外に出てきてしまったら、もう帰る場所などないのよ。と言った女がいたが、今になってようやく、ようやくその意味を理解できた。もう私には帰る場所などないのだ。帰ることはできないのだ。

無為に過ごす毎日は、気楽でただただ悲しい。
なにもしていないということが、そのうち私を殺すのかもしれない。