moratorium

うってつけの日々

2016-01-01から1年間の記事一覧

記憶の中で、生きていて。

瞬く間。 本当に瞬きをする間に季節が変わっていくような錯覚に囚われている。だってねえ、私ついこの前だったじゃない。ほんの隣に確かにいたじゃない、それなのに。だんだんとこの季節の巡り合わせにも慣れてきてしまっていて。ようやくというか、それでも…

震えた文字が意味した感情

滔々と流れる日々はとどめようもなく。 とどめるつもりもないのだけれどね。日記を読んだ。 世界が死んだ日の日記を。 あの頃震える手でようやく綴った文字。 潰れて息もままならなかった胸。 どうしようもなく零れた涙あと。 そういうものを懐かしく眺めら…

空に落ちたい、みたいな願望

新しい年がまたまた当然のようにやってきて。はてさて今年はどんな風になるのだろうかと、怖さと期待のせめぎあいのような感じがしている。 年末年始はいつも新鮮で、いつも新しい。そして、いつも同じルーティーン。空気が元旦に向けてどんどん澄んでいく感…