moratorium

うってつけの日々

朝寝

好きな男に別れを告げた。

ここ半年どうしても視界が拓けなくて、目の前10センチくらいの世界で生きていたら、自分をどん詰まりまで連れてきてしまいました。八方塞がり、四面楚歌、未来も現在も闇に呑まれてしまってもうどうしようもできなくなってしまった。
なのでとりあえず、逃避。それも一人では出来なくて、友人が息が出来るところまで連れて帰ってきてくれました。社会人なのに、親に会社に連絡をさせ、もうずっと仕事を休んでいる、逃げ続けている。立ち向かえないし、もう、ベッドに臥しているそれしかできない。

そして、ずっと胸に大きく巣食っていた不安の種を取り除きました。好きな男でしたが、とてもとても幸せではなかった。私なりの筋として、会って話したかった。とりあえず話したかったけれど、私の苦しみ耐性はそんなに強くないので、もうメールで済ませることにした。
貴方は好きですが、疲れました。
そう送って、そして、終わり。なんて呆気ないんでしょう。涙が出るわ。私がかわいそうで。

仕事も男も体から切り離して、少し軽くなれたかしら?ここからとりあえず動けるくらいには、大丈夫になれるといいな。
こんなどん底でも、生きていかなくてはならないなんて。生きているだなんて。

誰か私をさらってくれないか。